クワイガンジンが生きていたら… Starwars最大の分岐点
Starwarsで育った者hkagemaruです。
今回は私がこの映画最大の分岐点だと思っているクワイガンジンがもし生きていたらについての考えをビシッと述べていきたいと思います。
※あくまでひとりのSWオタクの妄想ですがお時間あればぜひ
1.はじめにおさらい
クワイ＝ガン＝ジンはStarwars ep.1ファントムメナスにて登場したジェダイマスターでありオビ＝ワン＝ケノービの師匠にあたる人物です。彼の劇中での最も重要な役割は”選ばれしもの”アナキン＝スカイウォーカーを見出したこと、まさにスカイウォーカーサーガの始まりに大いに寄与した人物と言えるでしょう。奴隷であるアナキンを開放しジェダイとして鍛えると約束したクワイ＝ガンでしたが残念ながら終盤ダース＝モールによって倒されてしまいます。その後アナキンはオビ＝ワンの弟子となり物語が進んでいくことになりますが仮にクワイ＝ガンが生き残りアナキンのマスターとなっていたら今後どうなったかを考察していきます。
2.先ずはダース＝モールを倒して
クワイ＝ガンが生き残った場合のep.1の終わり方はひとつしかないんじゃないでしょうか。オビ＝ワンがナブー宮殿の無駄に長い原子炉通路を華麗に走り抜け師匠との見事なコンビプレイでダース＝モールを真っ二つにしたと仮定しましょう。オビ＝ワンはシスを倒したことでジェダイナイトに昇格します。クワイ＝ガンもナブー危機解決の功績で発言力が増し無事にアナキンを弟子に迎え入れることができるはずです。さらに大事なこととして先見の明があるクワイ＝ガンは必ずジェダイ評議会にシスが復活したということを強く訴えるでしょうからヨーダとウィンドウの瞑想時間も減り詳しい捜査が行われる可能性が高いと思われます。実はここが非常に重要でこれからの分岐に大きく関わります。
3.ドゥークー伯爵の動向
今回の考察での第二の主人公と言えるのがこのドゥークー伯爵。彼はep.2クローンの攻撃にて初登場する分離主義者のリーダーにして元ジェダイマスター、クワイ＝ガン＝ジンの師匠でもあります。あまり知られていませんがドゥークー伯爵はep.1時代ではまだジェダイです。ep.2の始まる少し前に古く閉鎖的なジェダイ騎士団の状況に絶望し脱退を決意、ダースシィデアスの弟子としてクローン戦争を引き起こすため暗躍します。更に彼は今では扱う者の少ないライトセーバーの型”マカシ”を修めたマスターだったためジェダイ騎士団にとってはかなりの痛手だったでしょう。(hkagemaruはライトセーバーが曲がってる！超カッコイイ！と感銘を受けたものです）しかしep.2にてドゥークー伯爵は捕虜にしたオビ＝ワンに対して「彼(クワイ＝ガン＝ジン)が生きていてくれれば」と吐露している場面(もっともオビ=ワンを惑わせる狂言かも)があり、クワイ＝ガンを高く評価していることがわかります。もし弟子であり改革派のクワイ＝ガンが生きていればドゥークー伯爵はジェダイ騎士団に残っていたことが十分あり得ると私は思います。ここでシス卿復活の捜査が進むことによってダースシィデアスの活動も制限されるでしょうからドゥークー伯爵への接触も難しくなるのではないでしょうか。よってクワイ＝ガンが生きていればドゥークー伯爵は闇落ちせずジェダイ騎士団に多少の不満は持ちつつも残留していたのではないかと思います。
3.アナキンとパドメ
アナキンが闇落ちする一因となったパドメとの関係にもクワイ＝ガンは影響を与えるでしょう。アナキンのパドメへの気持ちはオビ＝ワンもep.2の段階でうっすら気づいていたようなのでアナキンの師匠となったクワイ＝ガンも余裕で気づいていることでしょう。彼の場合それとなくアナキンの悩み(基本的にジェダイは恋愛禁止)に対して「ジェダイの教えは他者を助けることでそれは人を愛することを否定するものではない」的なアドバイスを送ったりしていそうなので本編ほどアナキンはストレスを感じることなく成長するような気がします。(実際オビ＝ワンはジェダイの掟を忠実に守っているタイプ。まぁクローンウォーズで彼女いたけど…)
これによりダースシィデアスのアナキンに対するパドメ関連の揺さぶりの効果はかなり軽減されるでしょうから闇落ち確率も爆下がりします。
シディアスがどんどん不利になっていく
4.クローン戦争は起きるか
映画ではドゥークー伯爵率いる分離主義者に捕まってしまったオビ＝ワン、アナキンそしてパドメを解放するためのジオーノシスの戦いにて苦戦するジェダイ騎士団をヨーダがクローン軍団と共に救出に来たことによりクローン戦争が起こります。ここに関してはドゥークー伯爵の代わりにグリーヴァスなりアサージ・ヴェントレスをリーダーの座に据えればやはりクローン戦争は引き起こされるのではないでしょうか。分離主義者の会議にはダースシィデアスがホログラムで出席し傍らにヴェントレスが立っている、ガンレイ総督当たりが生意気なこと言うとヴェントレスが首元にライトセーバーを突き付け黙らせる、すごくhkagemaru的にしっくりくる絵面です。しかしシスへの捜査網、ドゥークー伯爵のカリスマ性の不足によりダースシィデアスの計画はかなり前倒しされることが予想されますのでコルサントの戦いが本編よりも早く行われ戦争終結が早まると思われます。
5.クローン戦争の終わり
コルサントの戦い及びその後の戦いは時期が変わったのとドゥークー伯爵の役回りがヴェントレスに変わるくらいでその後の展開はほぼ同じになると私は考えます。しかしアナキンの性格はクワイ＝ガンとの修行で本編よりも丸くなっていると考えられるので評議会メンバーからそこまで疎まれることなくジェダイ騎士団のギスギス感が大幅に改善され騎士間の協力も密になっているのではないでしょうか。よってダースシディアスがアナキンに正体を明かす又はそれよりも早くジェダイ騎士団がダースシィデアスの正体がパルパティーン議長だと突きとめ迅速に逮捕及び打倒できたはずです。
このパターンのダースシィデアス襲撃メンバー(理想)
メイス・ウィンドゥ ：先鋒
オビ＝ワン＝ケノービ ：先鋒
クワイ＝ガン＝ジン ：中堅
ドゥークー伯爵 ：中堅
キッド・フィストー ：後衛
エイジェン・コーラー ：後衛
サシー・テン ：後衛
ヨーダ ：監督
アナキン・スカイウォーカー ：控え
ポング・クレル ：補欠
これは勝てる
6.結論
クワイ＝ガン＝ジンが生きていればダースシィデアスがほぼ何もできずに打倒されオーダー66も発動せずクローン戦争は短期間で終わりアナキンはパドメと無事結婚しダースベイダーへなることもなくタスケンレイダーの1部族も虐殺されずに済むのではないでしょうか。色々考えて書いてみましたがこの場合はこうなる！とかこの人はこう絡むんじゃない？等意見があればぜひコメントで
