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THE BAD BATCH 第15話 カミーノへの帰還 ~兄弟間の友情~

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通商連合勤務時代の仕事はバトルドロイドの錆落としhkagemaruです。

バッドバッチ感想第15回、前回ハンターが捕虜になるという展開から続いてクロスヘヤーとの対面等見所一杯の気合入った回になっておりhkagemaruにも熱が入ります。

 

1.ハンターを救え

 ダロで捕虜になりシャトルで移送されるハンター、同乗するクロスヘヤーは彼の通信機を奪いあえてクローンフォース99に居場所を漏らします。「罠だと気づくぞ」と言うハンターに「それでも来る」とクロスヘヤーは返します。かつて同じチームだったからこその言葉と言えますね。背中越しにボソッとつぶやくところがまた切ないです。

カミーノに到着するとランパート中将がクロスヘヤーを出迎えます。ランパート中将は惑星ライロスでハンター達に基地を破壊されたことを根に思っている様子。「他の連中は追ってきたところを捕らえる」としたクロスヘヤーにクローンフォース99の件を一任したランパート中将はその場を立ち去りますがクロスヘヤーの女部下の一人にこっそりと報告を受けます。

部下「クロスヘヤーの行動には疑問が残ります。信用できません」

ランパート中将「彼が失敗すればクローンは用済み。目を離すな。」

部下「はい。」

やっとクロスヘヤーの部下に活躍の場ができそうです。相変わらず名前も顔も出ませんが。

 

その頃以前の戦いで傷ついたシャトルを急いで修理するクローンフォース99のメンバー、ハンターの居場所がカミーノであると知らせる信号を受け取り罠だと分かりつつも救出へ向かいます。惑星の軌道上の警備が少ないことに疑問を感じながらもカミーノに到着する一行、しかし堂々とティポカシティに着陸するわけにはいきません。そこで役に立つのがオメガ、彼女だけが知っている秘密の発着場にシャトルを向かわせ無事に着陸します。そこには秘密の海中チューブがナラ・セのプライベートラボにつながっておりそこから市内に侵入、ハンターを助けに向かう計画です。

 

2.クローンフォース99誕生の地

施設内を護送されるハンターはカミーノ人と他のクローントルーパーつまり”レック”達がカミーノにいないことに気付きクロスヘヤーに「帝国はクローンを廃止する気だ」と尋ねますが「無用の物だけだ」と返すクロスヘヤー。するとオメガ達がカミーノに侵入したことが報告されます。彼女らを捜索しますという部下に

「向こうからくるから必要ない。奴らは仲間を見捨てない。大抵はな」すごく根に思ってる。

「お前は俺たちを殺そうとした。仕方なかった」というハンターに「おれも仕方なくさ」とクロスヘヤーは答えます。

 

ナラ・セのラボに到着するクローンフォース99、見たことのない施設に驚くメンバーですがここでオメガが「ここが私が生まれた場所。あなた達もね」と重大なことを話します。ナラ・セはこのプライベートラボで突然変異を強化する実験を行っていたようです。ということはボバもここで生まれたのでしょうか?

テクが端末をいじりますがデータは全て削除されています。すると突然物陰から医療ドロイドのAZIが姿を現します。オメガの姿をみて安心したAZIはドロイドは全て停止されカミーノの医療スタッフは移送されたことクローントルーパーはもうカミーノには残っていないことを教えてくれます。オメガはハンターを助けに来たという目的を伝えそのままAZIもパーティに加わることになりました。

 

3.クローンフォース99のクロスヘヤー

ハンターは「帝国のやり方は間違っている。お前は利用されているだけだ」とクロスヘヤーを説得しようとしますが「大局が見えていないな」と言い返されてしまいます。ハンターが「行動抑制チップが」と言いかけたところでオメガ達が近づいてきたことを知らされ会話は中断、迎撃の準備をするクロスヘヤーは演習場で待ち構えます。

オメガとAZIを演習場の下層階に待機させ、テク、エコー、レッカーの3人はリフトで演習場へと上がります。しかし動きを読んでいたクロスヘヤーに到着した瞬間包囲され武装解除させられてしまいます。

そのときエコーはオメガに逃げるよう合図を送りますがオメガはAZIと共に彼らをどうにか助けようと考えています。

 

ハンターはクロスヘヤーに「ここで皆殺しにするのが計画か?」と尋ねると彼は

 

「その気ならとっくにそうしてる。帝国や共和国より仲間に忠実であるべきだというなら俺も仲間の一人だったはずだ。だから俺はお前がくれなかった”チャンス”をくれてやる」

 

下層階にいたオメガをみつけた例の女部下には「追い返せ」と伝え続けます。

 

「いつまでも彼女に逃亡生活を強いる気か?自分を偽るのはやめろ。俺たちは帝国が銀河を守るために必要な”力”だ。一緒ならまた”兄弟に”」とハンターの手錠を外します。

 

「お前を信用しろというのか」とハンターが言うとクロスヘヤーは周りにいた部下たちを反射板で全員射殺、ヘルメットをとり「これが答えになるか?」と歩み寄ってきます。

 

その頃下層階ではAZIが棚を女部下にぶつけ倒し、オメガが訓練用ドロイドを起動しました。

 

クロスヘヤー「銀河をさまようなんて愚かなことだ」

ハンター「俺たちが何者か分かっていないな」

クロスヘヤー「同じ過ちを2度も繰り返すな。俺の敵になる気なのか?」

ハンター「それが思い違いだ」

と言ったとたんオメガが起動した訓練用ドロイドが攻撃してきます。突然のことに迎撃を余儀なくされた一行、ハンターとクロスヘヤーは素手で取っ組み合いながらドロイドとも戦います。

しかし突然目の前に現れた多数のドロイドに苦戦するハンターのピンチにその後ろからなんとクロスヘヤーがスナイパーライフルでドロイドを狙撃しハンターを救出、クローン戦争時代のように共闘を開始します。

やっとフルメンバーのクローンフォース99の戦いが観れた

クロスヘヤーが狙撃した瞬間バッドバッチのメインテーマが流れる演出も秀逸です。

もちろんオメガも弓で援護しています。

 

4.カミーノ処分

目を覚ました帝国側唯一の生存者となった女部下は訳の分からない状況にうろたえながらもランパート中将に「中将の計画が暴走」と報告、ランパート中将は「全隊撤退させクローンどもは死なせろ」と命令を下します。

彼女がシャトルで脱出するとランパート中将はターキン総督に「重要人物の移送は完了、クローン技術は帝国の手中に」と報告した後「攻撃態勢」とクルーザーに伝達。

 

ブランクを感じさせない見事な戦いでドロイドを全滅させたクローンフォース99、ハンターがクロスヘヤーにブラスターを向けます。

ハンター「帝国など忘れろ。自分を取り戻せ。頭のチップを取り除いてやる」

クロスヘヤー「違うね。ずっと以前にチップは取り除いた。これが間違いなく俺なんだ」

                衝撃の告白

銃を向けようとしたクロスヘヤーをハンターはスタンモードで気絶させます。

 

余韻に浸る暇もなく帝国のクルーザーが降下してくるとテクが報告、急いでクロスヘヤーの装備を回収しレッカーがクロスヘヤーを担いで脱出します。

しかし帝国軍のクルーザーが一斉に空爆を開始しティポカシティは炎に包まれてしまいます。攻撃で崩壊する施設を逃げ惑いながらオメガが見つめるところで第15話が終了します。

 

5.感想

今回は面白かった。いや、いつも面白いですけどね。hkagemaru的に今までの中ではベスト回です。ようやくしっかり対面したクローンフォース99とクロスヘヤーの自分たちの考えを

ハンターとクロスヘヤーのやり取りを全部は書き起こしてられないので若干抜粋しましたがニュアンスが伝わればいいなと思います。これらはぜひ映像で見てみてください。

 

更にクロスヘヤーはすでにチップを外していたということが真偽がどうであれ明かされましたがこれはなんとなくhkagemaruは予想していました。初回の裏切りはチップのせいだったで片付けられてもその後の行動も全部チップのせいでしたーでは薄っぺらいにも程がありますし仲間を裏切りながらも兵士としての大儀に生きようとしているクロスヘヤーのキャラクターを全てぶっ潰すことになります。そもそもチップの後付け設定が略

 

今回の最後にはティポカシティが帝国軍によって破壊されてしまいますがこれもなかなかの衝撃展開です。クローンフォース99が生まれた秘密のラボが登場してすぐのことだったのでオメガ達の誕生の秘密はまだ明かされないようですね。この点もかなり期待です。ちょっと長くなりましたがまた次回。

 

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