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THE BAD BATCH 第8話 再会 ~エリート VS ユニーク~

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パドメの影武者に立候補したことがあるhkagemaruです。

バッドバッチ感想第8回、タイトル通りクロスヘヤーが久々に登場します。さらに最後にはせっかくのクロスヘヤー登場を食ってしまうような展開まである豪華な回、いってみましょう。

 

1.通報を受けるクロスヘヤー

もったいぶらずにカミーノから始まる第8話、クロスヘヤー部隊がラマ・スー首相とランパート中将にクローンフォース99を惑星ブラッカで発見したと報告します。変異遺伝子のサンプルが欲しいラマ・スーは「生け捕りにするべきだ」と提案しますがランパート中将は「脱走したクローンに用はない」とクロスヘヤー部隊に彼らの討伐を命じます。

そんな中ブラッカではオメガがレッカーに爆弾の解体方法を教わっています。以前エコーに射撃を教わっていたのでこのようにオメガはそれぞれから専門知識を学び成長していくわけですね。そこを監視するブラッカの解体ギルドのメンバー、気付いたエコーとレッカーはその場にいた全員を捕まえます。監視されているようなところにはいられないと移動の算段をするクローンフォース99、しかしハンターは「ここでひと稼ぎしてシドに借金を返す方が先だ」と言います。

命令を受けるだけの兵士ではなく自活していくという意識がいよいよ芽生えていますね。なにげないセリフですがハンターの成長が見られるシーンです。

宇宙船の墓場であるブラッカにはまだ使える武器や弾薬が残っているのでそれら金目の物を回収し始める面々、テクとオメガは武器よりも価値があるジェダイクルーザーのデータを回収するため艦橋に行き電力を復旧。その最中エコーがハンターに「レックスに付いていけばこんな事をしなくて済む。我々は兵士だ」と彼はまだ兵士としてのプライドを捨てきれていないようです。各々が作業中クルーザーの接近警報が作動、外を見ると帝国軍のシャトルが降下しクロスヘヤーがクローン部隊を率いて接近してきます。

 

クロスヘヤー達が出発した後ラマ・スーはナラ・セに「ブラッカの結果次第では我々の計画に支障が出る」と言うとナラ・セは「すでに手は打ってあります」「賞金稼ぎがうまくやればいい」とカミーノ側は独自に動いてる様子。フェネック・シャンドの雇い主はナラ・セということでしょうか。

 

2.ジェダイクルーザーでの戦い

麾下の部隊にクローンフォース99を捜索させるクロスヘヤー、帝国軍の通信を盗聴しクローンフォース99は脱出路を探します。帝国軍をかわしながらジェダイクルーザーの砲台デッキへやってくるとそこにはクロスヘヤーが部隊と共に待ち伏せをしていました。

あえて通信を盗聴させることで砲台デッキにおびき寄せたわけです。

誰もが望まない形で再会してしまう両者、ハンターとオメガは「行動抑制チップに操られないで」と説得を試みますがクロスヘヤーは「子供を狙え」と非情な命令を下します。交渉が決裂し帝国軍に包囲され多勢に無勢の状態でクローンフォース99は起死回生の一手としてクルーザーの砲台を起動させ一帯を破壊しその混乱に乗じて逃亡を図ります。途中火炎放射器を持ったクロスヘヤーの部下が立ちはだかりますが何事もなく一撃でノックアウト。(初登場以来素顔も出ていないのであまり制作に好かれていない様子のクロスヘヤーの部下達)

クルーザーのエンジン部分から逃げようとするクローンフォース99、しかしクロスヘヤーは一枚上手で部下の一人を艦橋に送り自らは唯一の出口の前で狙撃体制を整えます。狙い通りクローンフォース99を釘付けにし部下にエンジンの起動を指示、全員を焼き殺そうというかなりエグイことを考えています。ところがここは流石のクローンフォース99、持っていた爆薬を壁に設置し爆破、自分たちが立っている部分を崩落させ決死の大脱出を行います。(ちょっと文章じゃ伝わりにくいのでぜひ本編を)

エンジンのカバー部分が外れたことで起動したエンジンの熱波をまともに食らい吹き飛ばされるクロスヘヤー、これは熱い。

 

3.まさかの乱入

 崩落した瓦礫で分断されてしまったクローンフォース99はそれぞれでシャトルに向かいます。クロスヘヤーは重傷を負いますが部下に追うように命じます。

ハンターとオメガの2人が先にシャトルに到着すると先回りしていた帝国兵が辺りに倒れていました。何があったのかと訝しむ2人に「たくさんのクローンを殺してきたがどいつも大して変わらない」とシャトルに寄りかかった誰かの声がします。大きなつばの付いた帽子に特徴的な声、キャド・ベインです。ちなみにドロイドのトドもちゃんといます。

狙いはオメガのようでお互いの腰のピストルに手をかけるベインとハンター、西部劇さながらの緊張感のなか早撃ち勝負に勝ったのはベイン、ハンターはまさかの敗北をきっします。静かに近寄り「悪いなお嬢ちゃん」とオメガを連れ去っていくベイン。/(^o^)\ナンテコッタイ

失神していたハンターを後から来た仲間たちが起こし追手を巻いてブラッカを脱出。「オメガが賞金稼ぎに攫われた」とハンターが伝えたところで第8話が終了します。

 

4.感想

 4話ぶりのクロスヘヤー登場回で久々にクローンフォース99フルメンバーが一同に会しました。ハンターたちは逃げることが目的だったのでお互いの雌雄を決する直接対決という形にはなりませんでしたがエンジンの件でクロスヘヤーはかつての仲間と完全に決別する覚悟は持っているようです。この先も殺し合いが続いてしまうのは悲しいですね。それにしても帝国側のキャラが没個性気味なのは群像劇としては少し気になるところ、部下の名前の設定くらいは作中に出してほしいかなーとhkagemaruは思いました。

 

今回の最後は完全にキャド・ベインに持っていかれてしまいましたね。なんかクローンウォーズの時より等身伸びてません?雰囲気もよりガンマンらしさが強調され妙にカッコよくなった気がします。クローンウォーズ時のしぶとくてムカつく敵役(個人の感想)という印象から一気に魅力的なキャラに化けそうな予感。ジャンゴ・フェット亡き後銀河最強の賞金稼ぎの地位を得たキャド・ベインですから今後も活躍してくれると思います。

次回はオメガ奪還作戦でしょうか。同じくオメガを狙うフェネックの動向にも注目です。

 

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