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THE BAD BATCH 第10話 対等な仲間 ~職業ギャンブラーってのも悪くない~

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親戚のおじさんのお嫁さんはグンガンhkagemaruです。

バッドバッチ感想第10回、今回はクローンウォーズ時代を彷彿とさせるクローンフォース99の大暴れが観れます。伏線回収が相次いだ前回に対し純粋なアクション回です。

 

1.帝国に占領される惑星

惑星ラクサスで帝国軍の女性将校”キャプテン・ブラッグ”が市民の前で帝国の支配について演説を行っています。帝国はことを荒立てるつもりはないようでラクサスの元老院議員でモノクルの似合うナイスオールドガイの”アヴィ・シン”に平和的に支配を受け入れるという旨を発表させようとしています。

惑星ラクサスは分離主義者達が首都と称していた惑星でパドメが交渉に赴いたこともあります。戦争終結によって帝国軍が併呑していたようですね。

市民の前に立つ直前、プロトコルドロイドのGS-8に「有事の際は指示に従え」と伝えるアヴィ・シン、最初は帝国に言われた通りの宣言をしようとする彼ですが思い直し「帝国の支配は不当である」と市民の前で発言、これにより現場にいた市民達は暴徒化してしまいます。アヴィ・シンは拘束され事態の収拾をはかる帝国軍のクローントルーパー。この混乱の中GS-8はその場を離れ誰かに救援を求める通信を行います。

 

2.シドとオメガ

ベインとフェネックという危険な賞金稼ぎに狙われているクローンフォース99はオード・マンテルでしばし任務を受けず大人しくしていた模様。マンテル・ミックスを食べながらシドの店にやってくると「ラクサスのアヴィ・シン議員を救出しろ」という任務をシドに与えられるハンター、元分離主義者からの依頼に渋る面々ですが借金返済のため依頼を受けさせられます。しかしハンターは今や帝国の支配地となっているラクサスにオメガは連れていけないと彼女をシドに預けて任務に向かうことに。

 

ハンター達に置いて行かれ悲しそうなオメガに「話を聞いてやると」少し気を遣うシド。案外いい人。

「みんなから連絡がなく心配、私も一緒に行きたかった」というオメガに「あんたが役立たずだから置いてかれたんだ」とデリカシーのないことを言うシド。そんなにいい人じゃなかった。

この発言にいつものアホっぽい常連客のウィークウェイとアイソリアンも「それはねーわ」といった表情。こいつらはたぶん悪い奴じゃない。

拗ねてしまうオメガですがその後シドと常連客の2人がデジャリック(エピソード4でチューバッカとR2が対戦してたゲーム)で遊んでいるのを見て的確なアドバイスでシドを勝たせます。オメガのセンスに目を付けたシドは賭けデジャリックで稼ぐことを提案、報酬をもらうという条件で取引が成立します。

 

3.アヴィ・シン奪還作戦

惑星ラクサスに偽装信号を使って着陸するクローンフォース99はGS-8と対面します。依頼主がドロイドだということに驚きながら首都に潜入、冒頭の騒ぎと元分離主義者の重要拠点ということもあるのかかなりの戦力が配備されている様子。GS-8を囮にしたりしながら問題なくアヴィ・シンを救出し帝国軍のAT-TEを奪って首都からの脱出を目指します。

このあたりの戦闘はかつてのクローンウォーズの正統進化した映像といった感じで観ていて楽しいです。あとAT-TEが倒れる音が映画本編のAT-ATが倒れる音と同じだったり細かな拘りが垣間見えます。非常にいい。

使える男アヴィ・シンの協力もあり秘密の地下道から無事に市内を脱出、シャトルに乗る直前「市民を置き去りにはできない」と彼は言いますがハンターが「生き延びて戦う方がいい」と説得しラクサスを後にします。

 

オード・マンテルに帰還するとシドの店に人だかりが出来ており中に入ると賭けデジャリックで連戦連勝するオメガが。彼女のおかげでクローンフォース99の借金は全てチャラになったとのこと。恐ろしい子

「みんなの役に立ちたくて」というオメガにハンターは彼女の気持ちを汲んで「お前の戦略センスをテストする。俺に勝てば二度と置いていかない」とデジャリックを起動し試合が始まったところで第10話が終了します。なかなか粋な終わり方ですね。

 

4.感想

メインストーリーの進展はありませんでしたがたまにはこういう回があってもいいですよね。アヴィ・シン救出は足を引っ張るキャラが皆無で本当に何事もなくスムーズに進むので痛快なアクションが楽しめます。逆に言えば元分離主義者という設定も特にストーリーに絡むわけでもないので何もないといえば何もないです。ともかくハイクオリティなAT-TEの挙動を楽しみましょう。

最後のハンターとオメガの約束が今回のメインですね。これでやっと対等な仲間と認められて良かった良かったというお話。

 

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