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THE BAD BATCH 第6話 ドロイドの墓場 ~終戦後のドロイド軍、「ラジャー!ラジャー!」~

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サバックでランドにカモられたhkagemaruです。

バッドバッチ感想第6回、今回はクローン戦争終結後触れられていなかった分離主義勢力のドロイド軍がストーリーに絡んできます。前回に続いて新キャラも登場です。

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1.シドの店に滞在するクローンフォース99

前話の終わりから自然とシドの店が活動拠点になっているクローンフォース99。オメガがザイゲリア人との戦いの最中拾ったエナジーボウの訓練をエコーにつけてもらっています。クローンとはいえ戦闘訓練を受けていないオメガにはまだまだ武器の扱いは難しい様子。そこにシドがやってきて「仕事があるよ」と言います。「仕事を受けるかまだ迷っている」というハンターに対し「お互いの特になるんだから受けろ」と言ってほぼ強制的に仕事を引き受けることになります。そしてシドはオメガに「先ずは腕の力を付けな」とエナジーボウを手に取り3連続で的に命中させます。このおばさんトランドーシャンもかなり修羅場慣れしていそうですね。

 

2.コレリアでの仕事

シドの依頼は分離主義勢力が使用していた戦術ドロイドの内部データを手に入れること。戦術ドロイドはコレリアの解体工場に残っているので潜入し盗み出せということです。今回の舞台は惑星コレリアですか。ハン・ソロの出身地ですね。

戦術ドロイドはクローン戦争時ドロイド軍の指揮官として各地で使用されていました。彼らは優れた戦闘学習プログラムを持っており共和国軍と戦うたびに戦術を学びそれに対処することで共和国軍を苦戦させていました。共和国が帝国に取って代わられた今はその戦闘データが対帝国軍用に利用できるとして裏世界で価値が高まっているとのことです。

こうしてコレリアの解体工場に到着するクローンフォース99。工場内では大量のバトルドロイドがスクラップとして処理されています。さらに工場は現地のポリス・ドロイドによって厳重に警備されています。

戦闘用に作られた兵器を処理している施設ですから当然ですね。帝国軍はいないようですが敵軍の兵器を扱えるなんてこの工場は帝国の下請け企業とかなんでしょうか?

エコーが工場のデータベースへアクセスすると戦術ドロイドは後1体を除きすべて解体されてしまったとのこと。しかもその最後の一体もすでに分解されてしまっており今まさに部品となってコンベアを流れています。データが記録されているのが頭部なのでそのパーツを確保しようとしたとき、何者かが戦術ドロイドの頭部を奪って走り去っていきます。どうやら同業者がすでに潜入していたようです。

 

3.解体工場での戦い

先を越されるわけにはいかないクローンフォース99は急いで犯人を追います。オメガが犯人を追い詰めますがもみ合いになりエナジーボウが暴発、その銃撃で警報を鳴らされてしまいます。工場に大量のポリス・ドロイドが殺到し意図せずクローンフォース99と2人の同業者は共闘することになります。ちなみにこの2人の同業者はトレースとラファという名の姉妹のようです。戦術ドロイドの頭部を奪い合いながらポリス・ドロイドと戦う2組、途中オメガが溶鉱炉に落ちそうになるのを助けたりとこの姉妹は悪人というわけではなさそう。ハンターも「ありがとう」と感謝していたりします。

 

出口付近までやってきた一行ですが再び大量のポリス・ドロイドが現れ釘付けにされてしまいます。さらにダウンした工場のシステムを再起動するため単独行動していたレッカーが猛烈な頭痛に襲われ倒れこみ、「優秀な兵士は…」とうわごとをつぶやいています。やはりレッカーは行動抑制チップの影響を受けているようですね。この先クロスヘヤーのように仲間の元を離れてしまうのでしょうか?

このピンチにラファ?トレース?(ちょっと区別がつかない。たぶん双子)が戦術ドロイドを修理し工場で処理されているバトルドロイドを起動させることを思いつきます。テクの手助けを受け戦術ドロイドの再プログラムを行っている間、頭痛を自力で克服したレッカーが時間を稼ぎ戦術ドロイドにポリス・ドロイドを攻撃させるように命令します。再起動するバトルドロイド達、クローンフォース99一行には危害を加えず頼りになる味方として戦ってくれます。

※ところでスーパーバトルドロイドは武器が腕についているのでわかりますがB1バトルドロイドはブラスターライフルごと溶鉱炉にいれられたんですね。武器は回収しなくてよかったんでしょうか?突っ込むのは野暮かもですが。

 

4.姉妹の目的

バトルドロイド達の加勢で工場を脱出する一行、オメガもエコーのアドバイスエナジーボウを使い立派な戦力になっています。にも関わらず大量のポリス・ドロイドの銃撃によって今回の目的である戦術ドロイドの頭部が回収不能になってしまいますがとにかくこの場を離れることを優先し一行はシャトルで工場を後にします。

郊外で改めて会話を行うクローンフォース99と姉妹。彼女らは「このデータは帝国から自由を取り戻すために戦う人々から手に入れるように言われた」と明かします。後の反乱同盟軍の一員でしょうか?お互いに死地を切り抜けた同士で打ち解ける2組、ハンターは姉妹にテクがコピーした戦術ドロイドの内部データを「正義のために必要だろ」と手渡します。「あんたは他とは違うね」と言われ「正直兵士だったときの方が楽だった」というハンターに対し「覚悟しな。最後には自分で立場を選ばないと」と含みのあることを言って姉妹は去っていきます。

 

その後姉妹は自分たちの宇宙船で依頼主に任務完了の報告を行います。ホログラムで後ろ姿しか映りませんでしたが服装的にオルデランのベイル・オーガナ議員?反乱軍創設の中心人物ですがあまり武力に訴えるタイプではなさそうなので違うかもしれません。こんなところで第6話が終了します。

 

5.感想

今回は終始テンポのいい戦闘が続くので観ていて楽しいですね。やっぱりスターウォーズなので派手な戦闘描写ありきですから。しかもバトルドロイド達も参戦ですしね。あれだけたくさんいたドロイド達はおそらく今回描かれたように各地で解体され帝国の兵器として生まれ変わったりしたのでしょうか。AT-ATやデススターの材料に加工されたりしていたらちょっと面白いですね。

分離主義者のドロイド軍のその後は”反乱者たち”でも少し描かれており一部起動状態で残存していたドロイド軍が紆余曲折の末、主人公たちと共闘して帝国軍と戦う話は少々アニメ感の強い”反乱者たち”のなかでも面白い話でした。映画本編ではただの兵器といった感じが強かったバトルドロイドですがクローンウォーズではよくしゃべる個性的な集団として描写されており特徴的な声も相まってなかなか可愛らしい奴らです。今回のバッドバッチでは味方として再登場し嬉しい限りです。しかし再起動したときの「どうした?勝ったのか?」というバトルドロイドのセリフがなんとも物悲しく感じました。一度破壊されスクラップ状態で再起動したと思ったらすぐポリス・ドロイドと意味も分からず戦わせられる、切ない。(ちょっとhkagemaruのバトルドロイド愛が暴走しています)

 

今回初登場したラファ&トレース姉妹は今後再登場する感じがしますね。依頼主の正体も気になりますし反乱同盟軍設立にも関わってきそうです。今後の展開も面白そうですね!

姉妹への言及とバトルドロイドへの言及の量の差が違い過ぎるけどまぁいいか。

 

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