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THE BAD BATCH 第14話 ウォーマントル ~帝国軍世代交代~

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モン・カラマリの美人コンテストで準優勝hkagemaruです。

バッドバッチ感想第14回、今回は序盤から言葉では語られていたウォーマントル計画がはっきりと描かれます。さらにまたしてもクローンウォーズからマニアックなキャラが再登場。
ストームトルーパー に対する画像結果

 

1.レックスからの依頼

どこかの惑星のジャングルの中を走る人物、マシフ(タスケン・レイダーが使役していた狼みたいな獣、でも色がちょっと違うから別種?)に追い立てられているようです。その人物の顔は見慣れたクローントルーパー、結局逃げきれず追手のスタン攻撃を受けて連れていかれてしまいます。

 

場面変わってクローンフォース99のシャトルにレックスから通信が入ります。「仲間から救難信号が送られた。彼を助けてほしい。」突然の依頼とそもそも”レック”嫌いのクローンフォース99は少し渋りながらもその見知らぬクローントルーパーを救うために惑星”ダロ”に向かうことになります。

冒頭の惑星の名前は”ダロ”逃げていたクローントルーパーが今回の目標ということですね。

一方カミーノではクローン達の移動が行われている模様。ナラ・セが言うには「余所で訓練が続く」とのことですがラマ・スーも「帝国が契約を打ち切った」と言っていたのでいよいよ帝国のカミーノに対する最終処分が迫っているのかもしれません。

 

2.ウォーマントル計画

惑星”ダロ”はデータ上では何もない辺境惑星とのことで救難信号が出ている近くに着陸、付近を探索していると無人の惑星であるはずの地面にシャトルの着陸跡を見つけます。不測の事態を予想したハンターはレッカーとオメガをシャトルに待機させテクとエコーを連れて先へと進んでいきます。

しばらく進むと突然巨大な軍事施設が目の前に現れ、偵察を行うと中では新型の装甲服を着たトルーパー達が大勢並んでいます。後の帝国軍の主力となるストームトルーパーのプロトタイプのような装甲服。

軍事施設に応援無しで潜入するのは危険すぎると引こうとしますがかつてスカコマイナーの分離主義者基地から救出された経験があるエコーが「中に兵士が捕まっているなら助けるべきだ」と反論、3名で救出作戦を続行することになります。

施設内に潜入しデータベースにアクセスするエコー、暗号がアップデートされており少し時間がかかりましたが目標のクローントルーパーの居場所と基地の編成を突き止めます。

※暗号が新型だというエコーのセリフで帝国軍の装備が更新され始めていることがわかります。TKトルーパーというのはもちろんストームトルーパーのことで認識番号も共和国時代のCT(Clone trooperの頭文字 )番号からTK(なんの頭文字か不明)番号に変更されたということになります。訓練教官兼小隊長クラスは共和国軍の精鋭部隊クローンコマンドの隊員が担っている模様。

 

3.生きていた兵士

監房ブロックに到着し捕らわれているトルーパーにレックスからの使いだと身元を尋ねるハンター達、トルーパーは”グレガー”だと名乗ります。

マニアにしかわからんて

グレガーはクローンウォーズで登場した戦闘の後遺症で記憶喪失になりド辺境の惑星”アバファー”で皿洗いをやらされていたクローンコマンドのキャプテンです。物語終盤に記憶を取り戻し味方を助けるため囮になって戦死したと思われていましたがまさかの再登場。(ちなみにこの章の見出しは彼が出演している回のタイトルです。見たい方はぜひ。)

グレガーを伴って脱出を図るクローンフォース99、陽動を行おうとテクが端末にコードを入れると警報が作動、すでに共和国時代のコードは無効になっていることが判明します。殺到してくる帝国軍のストームトルーパー、しかし歴戦の特殊部隊クローンフォース99に軽くあしらわれます。それもそのはず倒れた一人のヘルメットを取るとその顔はクローンではなく徴募された人間、彼らは銀河中から集まった新兵でありグレガーはここの訓練教官だったわけです。

※この廊下での戦闘シーンの背景はデススターの内部に似ておりBGMもエピソード4でハンソロが雄たけびをあげながらトルーパーを追いかけ返り討ちになりそうになるシーンのもののアレンジになっています。そしてエレベーターに乗ったクローンフォース99が到着した階で大勢のストームトルーパーと鉢合わせしてしまうというオマージュもありhkagemaruのようなスターウォーズオタクはとても喜ぶ部分です。

 

4.撤退とまさかの展開

途中でグレガーが不意打ちで負傷してしまいますが練度の低いストームトルーパーを倒しながら換気口からの脱出を目指す一行、レッカーとオメガがシャトルで迎えにやってきてハンター以外が無事に乗り移ります。追ってくる数だけは多いストームトルーパーと迎撃に出撃した帝国軍のVウイングの攻撃によりハンターはシャトルに乗り移れずにジャングルへ落下、仲間に自分を見捨てて逃げるように伝え自らは帝国軍の捕虜になってしまいます。

ところ変わってカミーノではナラ・セが医療スタッフをつれてカミーノを脱出しようとしたとランパート中将に拘束されていました。それに対しラマ・スーは「彼女には相応の罰を与える」といいますがランパート中将は「クローン兵は期待外れだったが科学者は役に立つ、政治家は必要ない。」と逆にラマ・スーを拘束します。いよいよマズい状況。

最後は捕らえられたハンターの前にクロスヘヤーがやってきて「一網打尽にしたかったがお前さえいれば事足りる」と発言し第14話が終了します。

 

5.感想

今回はストームトルーパーが登場し帝国軍の成り立ちが垣間見える見ごたえがある回だったと思います。集められた新兵が歴戦のクローンコマンドに訓練されているという設定は納得がいきますし新兵を率いているクローンコマンドの装甲服のデザインが全員同じではないところが様々な部隊から優秀な兵士が集められたのだろうなというバックグラウンドを想像させて非常にhkagemaru好みです。

それにしてもグレガーはクローンウォーズでの出演回の最後に派手に爆発していましたが生還して共和国軍に復帰していたのですね。まぁ反乱者たちでレックスと一緒に登場していたしバッドバッチで再登場するのは順当といえば順当か、ということはもう一人のコマンダー・ウォルフもこの先登場するんでしょうか?マスター・プロ・クーンの部下だったウルフパック部隊のコマンダーです。彼らの装甲服はカッコいいので再登場したら素敵ですね。

 

終盤捕まってしまったハンターの動向やクロスヘヤーの目的など次回も楽しみです。

 

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