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THE BAD BATCH 第一話 余波~帝国成立後のクローン達~

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共和国時代の仕事はジェダイ聖堂の植物の水やり、hkagemaruです。

皆さんはバッドバッチみてますか?クローンウォーズの実質的な続編となっていますがディズニープラスでしか見られないこととフルCGアニメはちょっとなぁ~という感じで手を出せていないファンの方も多いのではないでしょうか。

百聞は一見に如かずというやつで一度観てみればここ最近で一番スターウォーズ感のある素晴らしい作品だと思います。今hkagemaruがドはまりしているこのバッドバッチの簡単な紹介と感想を備忘録程度に書いていくので皆さんの鑑賞するきっかけになればいいなーと お時間ある方はぜひお付き合いください。

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1.クローンフォース99 通称:バッドバッチ

賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺伝子からつくられたクローントルーパーの中でも一部の能力を強化するため遺伝子の突然変異を施された4人(後にエコーも加入)のクローントルーパーによる特殊部隊。抜群の戦闘力を持つが一般のクローントルーパー達からは欠陥品などと差別されているため彼らも彼らで他のトルーパー達を”レック”と呼び距離を置くような態度をみせている。

以下隊員

ハンター  画像中央

顔の左半分にいれた髑髏のタトゥーとランボーのようなバンダナが特徴のクローンフォース99のリーダー。遺伝子操作の影響で電波の違いを探知できるほど感覚が強化されている。主にブラスターピストルとナイフを使って戦闘を行う。

クロスヘヤー 左から2人目

右目に銃の照準(クロスヘヤー)のタトゥーがある狙撃手。一人だけ銀髪。強化によって抜群の狙撃センスを獲得しており反射板を使ったレーザーの跳弾による戦法が得意。常に冷静でスナイパーライフルの扱いに長ける。ヘルメットを脱いでいるときは大体爪楊枝をくわえている。

テク 左端

ゴーグルと広いおでこが特徴の技術屋。遺伝子操作で頭脳が強化されており膨大な知識量で様々な機械を扱うことができる。主に持ち歩いているデバイスで敵をハッキングしたり乗り物の操縦を行うがブラスターピストルを使った戦闘能力も高い。

レッカー 右端

顔の左半分に大きな火傷がある大柄なトルーパー。怪力を有しており戦車の残骸や戦闘機用のプロトン魚雷を投げつけたりすることができる。爆発が大好きで自身も爆発物のエキスパート。彼だけクローンコマンド用のサブマシンガンを装備している。よくいる脳筋愛され枠。

エコー 右から2人目

元々レックスやコーディ等と同じクローンコマンダーの一人。分離主義者の捕虜となりサイボーグ化させられたがクローンフォース99に救出されそのまま部隊員となる。右手がアストロメクドロイドのようなプラグになっておりコンピュータに直接アクセスできる。前述のとおり彼は”レック”であり遺伝子操作はされていない。

 

キャラが個性的なので書いてるだけで楽しくなります。

2.第一話はいきなりクライマックス

最初はクローンウォーズと同じくユラーレン提督の癖のあるナレーションでスタート。この時タイトルのクローンウォーズの文字が燃えてバッドバッチの文字に変わります。続編であることは示しつつ完全にここから別の物語が始まるというなかなか面白い演出だなと。時系列はエピソード3の終盤オビ=ワンとグリーヴァス将軍がウータパウで戦っているくらいのようです。

 

惑星カラーにてジェダイマスタービラバ・バラに率いられた共和国軍は分離主義者に包囲され絶体絶命のピンチに陥っています。すると若いパダワンが援軍を連れてきた!と走りこんできます。ケイレブと呼ばれた彼は後に”反乱者たち”でケイナン・ジェラスという偽名を使っているジェダイの若かりし頃。ここで過去作を絡めてくるわけですね。

ケイレブが連れてきた援軍というのがクローンフォース99、視聴者へのご挨拶とばかりに縦横無尽に戦場を駆け回り敵を壊滅させます。その後ケイレブと共にクローンフォース99は新たな敵襲への備えを行おうとしたその時、オーダー66執行の通信が全クローンに送られます。突然の出来事にビラバはケイレブに逃げるように伝えクローンの凶弾に倒れます。そんな中オーダー66の内容がわからないクローンフォース99の面々、テクとエコーに状況を確認するように命令したハンターはクロスヘヤーと森の中へ逃げたケイレブを追いかけます。隠れていたケイレブにハンターは近づきますがクロスヘヤーが発砲、どうやらクロスヘヤーだけはジェダイ抹殺命令であるオーダー66を理解している様です。命令に納得ができないハンターはクロスヘヤーが見ていない間にケイレブを見逃し抹殺完了したと嘘の報告をしますがクロスヘヤーはハンターの嘘を見破っている模様。

 

3.ターキン総督&オメガ登場

クローンフォース99がカミーノに帰還しているとき帝国軍のターキン総督がカミーノのラマ・スー首相と帝国の軍備について会見しています。これからはクローンを廃止し徴兵制度を採用したい帝国に対しクローンの生産を続けたいカミーノ側、これはこれからの物語の重要な一部になっていくでしょう。

 

カミーノに帰還したクローンフォース99の面々は謎の少女オメガに話しかけられます。なんでもカミーノの科学者ナラ・セの助手として働いているとのこと。事あるごとに絡んでくる彼女なにか秘密があるようです。こそこそ彼女のことを探り始めるテク。

そんななかターキン総督に呼び出され突如訓練場で演習を行うことになったクローンフォース99、容赦のないテストにも屈せずチームワークで切り抜けます。どうやらターキン総督は忠誠心があり任務を確実に達成する優秀な兵士を望んでいる模様。早速オンダロンの反乱者を抹殺する命令を下します。あれですね、ローグワンに出てきたソウ・ゲレラの勢力ですね。

しかし実際現地にいたのは非武装の民間人。命令に従うべきだというクロスヘヤーと対立するハンター、帝国に不信感を持った彼らは結果ゲレラ達を見逃しカミーノへ帰還しようとしたときなんとテクが重要なことを口走ります。遺伝子操作されたクローンは全部で5人、そのうちの一人がオメガだというのです。オメガがこの先帝国にどう利用されるかわかったもんじゃない、同じクローンの兄弟として彼女を保護するということでカミーノに戻りますがゲレラを見逃したことで命令違反として全員営倉へ入れられてしまいます。

 

4.信念か任務か

営倉内でも命令違反を非難するクロスヘヤー、するとターキン総督がクロスヘヤーだけを医療室へ連れていきます。一人だけは命令に忠実だったためその部分を外科的処置で強化し帝国に忠実な兵士を作ろうというわけです。そんなことはいざ知らず他の面々はレッカーの怪力で営倉を脱出、自分たちの装備を取り返しカミーノからも脱出を図ります。シャトルに乗り込もうとしたときトルーパーを率いて現れたのはクロスヘヤー、彼は”良い兵士は命令に従う”とかつて制御チップが誤作動したクローントルーパータップが言っていたセリフを口にし銃口を向けます。自らの信念に従ったまでだというハンターとクロスヘヤーは決裂、銃撃戦の末ハンター、テク、エコー、レッカーそしてオメガはシャトルで宇宙へと飛び立ちます。

帝国軍を脱走しこれからのあてはあるのかと尋ねるオメガに「一人だけいる」と答えるハンター、これから5人の冒険が始まるといったところで第一話は終了します。

 

5.感想

第一印象はクローンウォーズの頃から比べるとものすごくCG技術が向上しています。乗り物と惑星の景色だけなら実写の本編とも変わらないくらい綺麗でキャラの挙動も非常にリアルです。今回は初回ということで71分という長尺でエピソード3からの繋がりを描きこれからに期待させるという構成でしたがストーリー展開も遺伝子操作で強化されたクローンという異端児達を扱うことで本編キャラの外伝を作るより自由に広げていくことができるので非常に良いテーマなのではないでしょうか。これからもぜひ広大なスターウォーズの世界観を広げてファンを楽しませて欲しいです。

 

第一話は長くて説明多めになってしまったので次回はスターウォーズオタクとして自分の考えも多めに書きたいなと思います。

 

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