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THE BAD BATCH 第2話 脱出 ~マニアにしかわからんて~

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モスアイズリーでスピーダーにはねられたことがあるhkagemaruです。

バッドバッチ感想第二回、今回はあまり語られていない帝国の市民管理について触れていきます。

第2話は前回の終わりからすぐシャトルの中からスタート。目的地は惑星サルーカマイだとハンターが告げます。サルーカマイはエピソード3で一瞬出てきましたね。スピーダーバイクに乗ったジェダイ、スタス=アリーが殺されたところです。

一体誰に会いに来たのか?ともかくシャトルはサルーカマイへ着陸します。

 

1.脱走兵一家

地面に降り立ち土を手に取り「これは何?」と尋ねるオメガにテクが「それは土だよ。」と答えます。最初観たときはどうしてだろう?と思ったhkagemaruですが考えてみるとオメガが生まれた惑星カミーノは海と水上都市しかないので土を見たことが無いってことかなと。そして畑のあぜ道のような道を進む一行。すると行く手には鳴子のような警報装置があります。「こんなのは子供だましだぜ!」と期待通り罠にかかるレッカーに近づく人影がふたつ。「どうやら迷子のクローンのようね。」ライフルを構えて現れたのは元クローントルーパー”カット”とその妻トワイレック族の”スー”。

これがわかった人っているのだろうか

お恥ずかしながらhkagemaruもクローンウォーズは何度か通しで観ていますが初見ではあまりピンときてませんでした(笑)ちなみに”カット”は戦争中クローントルーパーながら自らの意思で共和国軍を脱走、現地で出会ったトワイレックの”スー”と結婚しサルーカマイで農場を営んでいます。

クローンウォーズ本編でクローンフォース99の面々と直接出会った描写はなかったと思いますがどうやら全員と顔見知りの様子。

 

2.帝国領の政策

”カット”の家で状況を確認する一行。”カット”はすでに銀河中でジェダイが抹殺されたことを昨日通った”レックス”から聞いたといいます。”レックス”ってアソーカと別れた後サルーカマイにいたんですね。そこで改めてクローントルーパー全員の行動抑制チップの話題が出ます。hkagemaru自身はチップの後付け設定はあまり好きではないのですがやはり物語に深く関係してくるみたいですね。

そこに”カット”と”スー”の二人の子供たちが入ってきてオメガとボール投げをして遊び始めます。同年代の友達がいなかったオメガは少し困惑気味ですが楽しそうに異文化交流、いつまでもこうありたいものです。

※ところでこの子供たちは見た目が思いっきりトワイレックなので”スー”の連れ子なんでしょうかね?反乱者でヘラとケイナンの間に子供がいたような気がしたのでトワイレックと人間はたぶん子供が作れる設定だった気がする。

 

その間、ハンターとカットは町へ行き帝国軍の駐屯が始まっているこの星から脱出するための宇宙船を予約をしようとしています。チケットを買おうとしたところチェーンコードが必要だと言う店主「なんだそれは?」という2人のそばでホログラムで映された帝国軍のランパート中将が帝国市民として通貨を使用するためにはチェーンコードを登録せねばならないと説明していました。

現実でいうマイナンバーみたいな制度ですね。

共和国のときはおそらく各惑星毎に戸籍登録はしていても共和国が一括で市民を統括するようなシステムはなかったのでしょう。それを帝国は銀河規模ですべて掌握しようとしているわけです。計画が壮大過ぎてどうやって何万もある惑星の中の一個人を管理するつもりなんだとか思ってしまいます。

とにかくチェーンコードが必要になったため一度家へ戻り作戦を立てていると野生のネクスー(エピソード2でパドメを処刑場で引っ掻いたやつ)にオメガが襲われてしまいますがスーお母さんとハンターが助け出します。トワイレックって結構戦闘に長けている種族っぽいですが奴隷にされているイメージが多いですね。不思議。

ここで大人の仕事は子供を守ってあげることとスーに言われたハンターは何か思うところがある様子。

 

3.惑星からの脱出

惑星から出るために荷造りをするカット一家とクローンフォース99、そしてチェーンコードを偽造するためエコーが帝国に占拠された宇宙港の守衛室からチェーンコード用ディスクを盗み出しテクが人数分偽造するという作戦を決行します。潜入に成功し偽造をするところまでは良かったのですが見張りが多くエコーとテクが立ち往生しているとオメガが小さい体を生かしハンター達に偽造チェーンコードを届けようと無断で行動を開始。上手くいきかけたときドロイドにぶつかり騒ぎになってしまいますがレッカーが助けに来たおかげで無事にハンター達へチェーンコードを届けます。そこでハンターはオメガにカット一家と共に惑星を出るように言います。初めからハンターはオメガをカット一家へ預けるつもりでこの作戦を立案したのでした。ハンターの意図を読み一度は承諾したオメガですがカットとスーに促され立ち去ったハンターの後を追います。

一方、港ではエコー、テク、レッカーが見張りと激しい銃撃戦を行いシャトルで逃げようとしていました。そこにハンターが合流さらにオメガが追いかけてきます。オメガに気づいたハンターは驚きましたが彼女を銃撃から守り結局一緒にシャトルへ乗り込みサルーカマイを五人で脱出することに成功します。

シャトルの中でオメガはハンターに「迷惑をかけてごめん、でもハンター達と一緒にいたい」と言います。ハンターは「お前がここにいたいならずっといていい」と答え第2話は終了します。

 

4.感想

疾風怒濤の第1話から少し落ち着いて帝国の社会統治について触れた回でしたね。hkagemaruとしてはこういう社会機構とかインフラとかを丁寧に描いてくれることは作品の深みが増していくので非常に好みです。今回はサルーカマイという辺境の惑星でしたがコルサントのような大都市の生活などももっと掘り下げて見てみたいなーと思います。そしてハンターもオメガに付いてくることを了解しこれからのオメガの立ち位置も気になってくる終わり方も非常に良かったのではないでしょうか。

そういえばこの回の原題は”Cut and Run”っていうんですがタイトルにカットという今回の重要キャラの名前が入っていたんですね。このヒントがあったとしてもこれに気づ(略

 

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